2017年10月10日火曜日

小野寺先生 有り難うございました。 札幌支部理事 高橋 忠明

 小野寺昌二先生と私は北大での組合活動や退職後は「年輪の会」でご一緒でした。先生は事に当たる場合は真剣に考え、積極的に取り組まれる方でした。
 1993年年輪の会の集まりで「中国人のものの考え方」と題して2年間の中国生活の経験から、中国人のものの考え方を紹介し、中国には日本の「忠孝」という考え方はなく、友情を最も大切にする等と話されておりました。
 中国人で強制連行された劉連仁さんの息子煥新さんも挨拶されたこの日、1997年に札幌で開かれた日本高齢者大会から、毎年各地での大会に積極的に参加され、高齢者問題に皆が関心を持つように話されておりました。その中の一つ「年金について」の中には、現在の年金制度は在職中の掛け金で年金が支払われる。
 他方軍人恩給は戦争に行ったか、軍務に従事したかを問わず、国の恩恵によって支給されるのである。と述べられていました。
 本当のことを多く教えて頂き有り難うございました。